魅力ある教員像(増)
少し前の記事になるが、2019年5月に、こんな記事が書かれていた。
教員不足になる3つの理由とは、以下の3つだ。
1.講師依存
正規教員ではなく、非正規雇用教員(講師)に頼っている。
2001年の法改正で、義務教育費国庫負担の対象に、非常勤講師を含めることが可能になった。
2004年の総額裁量制で、地方自治体が、例えば正規の先生1人分の人件費で講師を2人雇って少人数学級にしましょうとかいうことが、裁量でできるようになった。
2006年から、地方公務員の定員削減計画、3割を占める教育公務員を減らす動きに。
自由裁量が増し、知恵と創意工夫によって独自の教育改革が行えるという良い面と裏腹に、講師の数(不安定雇用)が増大した。
2.講師不足
教師の大量退職時代が到来し、教員採用増で、待機講師の数が減った。
2007年の教育職員免許法改正で、教員免許が取りにくくなり、更に教員免許更新制度で有効期限が10年になってしまった。
3.教師が疲弊していること(ここからはログインしないと見れなくなっている)
内容を忘れてしまったが、長時間労働、休日返上、保護者クレーム、マスコミのプレッシャーなどが教師を疲弊させている。
ICT、プログラミング、道徳教科化、小学校外国語活動&英語科、特別支援教育、しつけ教育、ソーシャルスキル、その他にも学校へ求められる教育内容が増大していることも疲弊の原因に。
教師のウェル・ビーングのために、職員の確保の動きも大事だし、業務改善の努力も大事だ。
学び直しで、新しい教育内容への対応はきっちりしておきたい。
長時間労働、休日返上を起こす部活動についても、変化は見られる。
保護者クレームについては、「クレーム対応方法」と、自分も保護者であるので、「よき保護者(大人)になるために」ということを、ここでも考えていきたい。
マスコミについては、良いニュースを発信できるような、タッグを組むことも重要だ。