教師のリカレント教育⑥
教師のリカレント教育⑤ から続き。
前回までで、つらつらと「教師のリカレント教育」とタイトルで綴ってみたのだが、話題がいろいろに飛んでしまって、少々読みにくいところもあっただろうことをお詫びしておく。
要約すると、次のようなことを述べてきた。
変化の激しい時代、「リカレント=学び直し」が求められている。
一般企業でもそうだし、教師もそうだ。
教師は実践を省察的に見つめ直し、研究しながら、多忙な中、「学校の中で」成長していかなければならない。
そのような「学び続ける」教師を目ざして、日々の業務に携わってきた。
教育は学校だけのものではなく、社会全体でするものだと思うが、少しでも「聖職者」「教育のプロ」に近づけるように、努力してきた。
しかし、教師の仕事の多忙化が激しい。
教師のなり手も減ってきているようだ。
教師の仕事に魅力がなくなってきている。
どこか、自分を見失っているような気がする。
子どもに対して申し訳ない、という気持ちを抱いたりもする。
自分自身に魅力がない、と思ったりもする。
自分が教えていることが、この子達が大人になる未来に、本当に役に立つことなのだろうか、と懐疑的になったりもする。
そんな中で、リカレント教育を思い立った。
半年の学びを経て、
・多忙化に対して
・教師の魅力(ウェル・ビーング)
・この先のおぼろげな未来
について、少しずつ見えてきたことがある。
そのことについて、書いていきたい。