Recurrent Admire

りかれんと・あどまいあー。

[学校・英語・ICT・リカレント・家庭]教育、教職員のウェル・ビーングなどについて

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

部活動のキャプテンの決め方について

新しく部活(運動部)を受け持ったら、6月頃に総体があり、3年生が引退した場合、その頃に、新しいキャプテン(部長)を決めなければならなくなる。 それを見越して、新米先生がやっておいたらいいことについて。 とりあえず、お試しキャプテンとして、1…

大人の学び直し

例えばaudiobook.jpの企画で、10月18日まで、「大人の学び直しに!ながら聴き大学フェア」というのがある。 audiobook.jp ここで扱われている書籍は、 ・古典 ・歴史 ・宇宙 ・社会保障 ・人口減少 ・雇用・教育・福祉の歴史社会学 ・生命 ・NLP(Neuro L…

教師は1年目からかけがえのない教師

2020/9/19→2020/9/21、追記 新採の先生は、大変だ。 私なんかも1年目から学級担任と部活動担当を任された。(講師経験があったからか。) 右も左もわからないのに、指導方法も定まらないのに、初任者研修もあるのに。 でも、児童生徒にとっては、教壇に立っ…

「いってきます」には、「ただいま」が必要だ。

いってきます、と笑顔で登校していく子どもたち。 親になって、自分が言う側から、言われる側になったことを知った。 いってきます、で出ていって、ただいま、で帰ってくるのがうちの子どもたちだ。 あいさつは割にきちんと続けている。 えらいぞ、と思う。 …

とは言え、教師を学びに向かわせるのは難しい

録画用塾講師のような教育技術なら、進んで学んだり、訓練したり、繰り返し見返したりして、うまくなっていけるから。 教師の仕事はナマモノで、目の前の相手は流動的だ。 その点、教師が学ぶべき相手は、落語家であったり、会場を相手取るコメディアンや、…

玉ねぎのような人に

3年前くらい前、10年くらい教員を続けた頃に、「他すける」ということを思いついた。 自分のことだけではなく、周囲のことにも目を向けなければならないなあ、という自戒の念を込めて。 周りを見る余裕も生まれてきたのかも知れない。 いやいや、いまだに…

紙のメモの入力が楽になってきた

どうしても、紙にメモをすることも多い。 それは、手元に電子デバイスがなかったからだけではない。 手書きで書きたい、というときもある。 キーボードを使った文字入力だけでは不足で、マインドマップや、図やイラストを入れたりしながら書いたりしたい場合…

技術との共同作業

この頃、音楽を聴いていて、音響の進化、すごいなあと思う。 別にヘッドフォントかこだわっていない、ふつーの音楽リスナーですが、その進化はわかる。 MacBookAir2020の音響とか、なかなか広がりがあって。 昔の音楽を引っ張り出してきて聴いても、なんか新…

「らしさ」の議論

中学生「らしい」って、どういうことだろう。 宮城県のある町で、中学校の校則で禁止されているツーブロックの髪形をめぐって、議論があったという。 news.yahoo.co.jp なぜ、禁止されているのか。 それは、中学生「らしくないから」という理由。 学校現場で…

多ければ多いほどいい、か?

「多ければ多いほどいい」というのは、大量生産時代の価値観でしょうか。 量より質、というパラダイムシフトは、ここ最近よく聞かれることですね。 そもそも、日本という国自体が、人口減少で縮小していっている。 学校の数はどうでしょう。 ある市では、統…

ICT導入の不安

教育にICTを導入したさいに、不安になるのは、視力の問題と、ネットトラブルと、あとはクリーンでない、ダーティな情報に触れやすくなる、ということではないだろうか。 どの情報がクリーンで、どの情報がダーティでないか。 純粋培養でいいのか。 大人もフ…

学びに制限は必要か

どこまでも自由に、学びたいことを学びたいまで。 学びに制限をなくすと、もっと生き生きと学べるんじゃないか。 大人の自主勉強って、なんであんなに楽しいかというと、テストもないし、自由だし、どこまでも飛んでいける感じがいいんじゃないかと思うので…

耳読書

通勤時間の活用に 大学までの車出の通勤途中に、何か有意義なことを、と思っていたら、iPhoneのKindleを使って読み上げができるそうな。 それで、「耳読書」を行っている。 オーディブルやオーディオブックなどなら、本格的な俳優さんなどが読み上げてくれる…

英検CBT

先日、英検CBTテストというものを受けてきた。 CBTというのは、Computer Based Testingの頭文字で、コンピューターで受けるテストのことだ。 OECDのテストも、CBTで行われているらしい。 全国学力テストというものがあるが、次回から、CBTで行うらしい。 …

ScrapBox

教職大学院で学ぶようになってまもなく、ScrapBoxというウェブツールを見つけました。 scrapbox.io ウェブ上でメモがとれます。 単語に「#」をつけたり、「[ ]」で囲んで書くことで、すぐさま他のメモと、同じ言葉のリンクが貼られます。 文書を簡単にWikiメ…

習慣化

習慣にする、というのはなかなか難しいことです。 3日坊主、という言葉がありますが、3日も続けられない、ということもあるはず。 ♦今さらながらプランクチャレンジ習慣を始めてみる | シゴタノ! 私はハックスとかも好きなのですが、こちらのサイト「シゴ…

封筒整理法と電子データ

封筒整理法をずっと使ってきた 電子データ 封筒整理法をずっと使ってきた 20年近く、野口さんの名著『超整理法』を参考に、封筒整理法(押し出しファイルング)を行っている。 この本は1990年代に発表されて、一躍有名となった。 本自体の「つくり」も素晴…

オススメツール:Dynalist

ごりゅごさんのPodcastとか、佐々木さんの著書などで、「アウトライナー」というものに興味をもって、現在はDynalistというアウトライナーを使っております。 アウトライナー – ごりゅご.com アウトライナー実践入門 ~「書く・考える・生活する」創造的アウ…

友だちとは何か

友だちとは何か。 逆説的に、ゲーム「ポケモンGO」の友だちから考えてみよう。 はじめは「知り合い」から始まる。 それがレベルが上がると、「友達」のなる。 次に、「仲良し」になる。 そして、「親友」になる。 最後に、「大親友」になっていく。 ちなみ…

学校に行かなければ、得られないもの

学校に行かなければ、友だちに会えない。 学校に行かなければ、先生に会えない。 学校に行かなければ、教室や図書館の空気を吸えない。 学校に行かなければ、校門や校舎のたたずまい、植えられた植物たち、そうしたものたちがかもしだす向学心みたいなものを…

来たほうがいい学校

不登校について書いたときに、強制力を発動して、学校には行かなければならない、というふうに言える時代は過ぎた、というようなことを書いた。 教育を行政サービスとして考えたときに、血税をある程度かけて(日本は諸外国と比べて教育にお金をかけないと言…

論文管理の仕方

院で学ぶに当たり、避けて通れないのが論文です。 院で学ぶ前は、こんなにも世の中に論文が存在していたことを知らずにおりました。 自分が無知だということを知ることも、学び直しの成果ですね。 以下のサイトに、論文を検索できるサイトの紹介がありました…

不登校について

全国の不登校15万人 1日も行けていない子、1万人 学校に来れない理由はいろいろあると思う。 一概に言えることではない。 教員は、それぞれのケースについて、真摯に向き合うことでしか、解決に向かうことはできない。 無理矢理でも学校へ? 学校へは「…

H型人材になろう

ビジネスにおけるキャリア形成では、T型、π型、H型人材という類型があるそうだ。 T型人材とは、専門分野を1つ持ち、それに加えて、より広い分野の知見を兼ね備えている人材のこと。 π型人材とは、2つ、あるいは複数の異なる専門分野を持ち、分野を横断した独…

他人の幸せを楽しめる人間

教育の究極の目標は、みんなが幸せになることだと思う。 世界を、みんなが楽しいし、笑顔である、という状態にしたいと思う。 教室のみんな、世界を楽しい、笑顔であふれたものにしようよ、と思う。 ・・・理想的すぎますか? けれどもいろいろなストレスに…

教師のリカレント教育⑥

教師のリカレント教育⑤ から続き。 前回までで、つらつらと「教師のリカレント教育」とタイトルで綴ってみたのだが、話題がいろいろに飛んでしまって、少々読みにくいところもあっただろうことをお詫びしておく。 要約すると、次のようなことを述べてきた。 …

教師のリカレント教育⑤

教師のリカレント教育④ から続き。 前回、「教育は今や、「学校の聖職者」だけがやるものではない。」と書いた。 地域で、家庭で、塾で、○○スクールで、どこででも、子どもが関わるところすべてで行われるべきものだ、と。 この書き方は、正しくはない。 昔…

教師のリカレント教育④

教師のリカレント教育③ から続き。 私は10年以上前、教育学部ではない、他の学部で学んで教師になった。 大学3年生くらいまでは、自分が何をして生きていくのか、 自分の「なりわい=生業=生きていく業」がなんなのか、いまいちよくわかっていなかった。…

教師のリカレント教育③

教師のリカレント教育② から続き 英語でre-というのは、「再び」という意味がある。 リターン、リメンバーなどと同じだ。 currentには「今、現在」というような意味がある。 currencyには「貨幣の流通」というような意味もあって、つまりリカレントとは、「…

教師のリカレント教育②

教師のリカレント教育① から続き あるいは私たちは、しばしば「変化を想定しなくなる」ことがある。 「変化を想定する」ことは、とても難しいことである。 ちょっと前からずっと、いろんなところで「想定外」を聞かないことはない。 私たちの誰が、この2020…