Recurrent Admire

りかれんと・あどまいあー。

[学校・英語・ICT・リカレント・家庭]教育、教職員のウェル・ビーングなどについて

学校内でICTに制限をかけることについて

blog.edunote.jp

 

一人一台の端末に対して、地方自治体がいろいろ制限をかけていることについて。

非常に面白く読んだ。

 

  • カメラ禁止
  • アプリインストール禁止
  • Chromeはブラウザベースなのに、ネットにつながらなくなる

 

そして、最後に、とても重要なことを書かれていた。

 

リテラシー教育を行わずに制限だけかけておけば良いと言う考え方

 

子どもたちに、「使用時間について」「スマホなどの誘惑にどう打ち勝つか」ということを考えさせなければならない。

 

よくわかる鉛筆の例が提示されていました。

 

「鉛筆はさー、あの尖った先で友達を突き刺したら危ないから禁止しない?」

「鉛筆の尖った部分が危険だから丸めた状態にするように指導しよう」

 

ハサミも、包丁も、ノコギリも、すべてそうですね。

道具は使いよう、です。

 

 ***

 

「○○との付き合い方」を学校では学ぶべきです。

それが、生涯学習につながります。

 

「○○」には、いろいろなものが入ります。

語学、お金、友だち、ゲーム。

危険薬物、政治、歴史、科学。

異性、悩み、芸術、欲望。

ネット、メディア、時間、などなど。

 

学校以外で学ぶこともあると思います。

でも、先生という大人と、同世代の友だちとわいわい言いながら、公的な補助を得ながら、基礎基本を学べるのは、学校だけではないでしょうか。

 

こう書きながら、必要な要素について考えました。

 

まず、先生という大人。これがしっかりしていないといけない。最新の状況や情報、科学、知識に精通していないといけない。

ICT、なにそれおいしいの、ではいけない。

 

次に、同世代の友だち。

いじめなどがあってはいけない。

居心地のいい環境をつくらなければならない。

 

そして、公的な補助。

学習指導要領などの、国をあげて練り上げられたカリキュラムの案がある。

お金や設備もいくぶんかあてられる。

 

そうした状況の中で、子どもたちが、生涯にわたって付き合っていくものとの関わり方を学び、卒業していく。

 

そういう考え方が重要だな、と思いました。