幸せに生き続けることについて
語りにくいことだけれど、語ろう、という前置きのあとで、自由に書いてみようと思います。
読みたくない方は、ここまででお願いします。
***
死は、そこに飛び込めさえすれば、誰にだってできることである。
でも、それは怖いことである。
もったいないことである。
大切な人と別れたくない。
そんな気持ちで、飛び込まないのである。
でも、死よりも怖いことが生活にあったり、
こんな人生もういらないやと思ったり、
大切な人がいない、そうと感じられない、あるいは大切だと思っていた人が・・・
毎年300人の子どもが自ら命を絶っている。
大人は3万人だっけ。もう慣れてしまった数字(※1)。
じゃあ、そのくらいは、アベレージで消えていくの?
※1:今年は減少傾向にあるらしい。しかしその分、十代の自死が際立つ。
自殺するのは人間だけだと聞いたことがある。
自分のあたまで考え、自由に選び続けることができるということは、楽しみであり、また、不安でもある。
死も、選択できるカードのひとつっていうわけ。
では、その前提から、何をすることができるだろうか。
子供らを被害者に 加害者にもせずに
この街で暮らすため まず何をすべきだろう?
(Mr.Children『タガタメ』)
オトナにできることとして、
①死を思いとどまらせる(相談)
②死を思い起こさせるようなひどい現実を打ち砕く(寄り添う)
そして、
③この世界は美しいということを伝える(あこがれ、楽しさ、ウェル・ビーング、幸福感)
この、③については、日ごろからやっていくことなんだよなあ。
あなた自身、教師をやっていて楽しいですか?
楽しくない、つらいなら、未来の死を想う子どものために、どうすれば楽しいようにできるか、考えなければね。(自分にも向けて。)
***
楽しい、のあとに、悲しい、つらい、苦しいがくるという人に向けては、何ができるだろう。(うつの波)
難しい問題なのだけれど、だからと言って波風立てず、というわけにはいかない。
うつの波の問題は、そのジェットコースターのような起伏の、下りと、どん底のところにあるんじゃないか。
そのリズムと、対策と、さみしい夜を慰める、ひとときの楽しみ、、、
芸術・文化の領域。
***
2020/11/02追記。