Recurrent Admire

りかれんと・あどまいあー。

[学校・英語・ICT・リカレント・家庭]教育、教職員のウェル・ビーングなどについて

幸せに生き続けることについて

www3.nhk.or.jp

 

語りにくいことだけれど、語ろう、という前置きのあとで、自由に書いてみようと思います。

読みたくない方は、ここまででお願いします。

 

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死は、そこに飛び込めさえすれば、誰にだってできることである。

でも、それは怖いことである。

もったいないことである。

大切な人と別れたくない。

そんな気持ちで、飛び込まないのである。

 

でも、死よりも怖いことが生活にあったり、

こんな人生もういらないやと思ったり、

大切な人がいない、そうと感じられない、あるいは大切だと思っていた人が・・・

 

毎年300人の子どもが自ら命を絶っている。

大人は3万人だっけ。もう慣れてしまった数字(※1)。

じゃあ、そのくらいは、アベレージで消えていくの?

 

 ※1:今年は減少傾向にあるらしい。しかしその分、十代の自死が際立つ。

 

自殺するのは人間だけだと聞いたことがある。

自分のあたまで考え、自由に選び続けることができるということは、楽しみであり、また、不安でもある。

死も、選択できるカードのひとつっていうわけ。

 

では、その前提から、何をすることができるだろうか。

 

子供らを被害者に 加害者にもせずに

この街で暮らすため まず何をすべきだろう?

        (Mr.Children『タガタメ』)

 

オトナにできることとして、

①死を思いとどまらせる(相談)

②死を思い起こさせるようなひどい現実を打ち砕く(寄り添う)

 

そして、

③この世界は美しいということを伝える(あこがれ、楽しさ、ウェル・ビーング、幸福感)

 

この、③については、日ごろからやっていくことなんだよなあ。

 

あなた自身、教師をやっていて楽しいですか?

楽しくない、つらいなら、未来の死を想う子どものために、どうすれば楽しいようにできるか、考えなければね。(自分にも向けて。)

 

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楽しい、のあとに、悲しい、つらい、苦しいがくるという人に向けては、何ができるだろう。(うつの波)

難しい問題なのだけれど、だからと言って波風立てず、というわけにはいかない。

うつの波の問題は、そのジェットコースターのような起伏の、下りと、どん底のところにあるんじゃないか。

そのリズムと、対策と、さみしい夜を慰める、ひとときの楽しみ、、、

芸術・文化の領域。

 

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2020/11/02追記。

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