別の生き方ができることを
ロックダウンのさなか私は可能な範囲でパリの通りを散歩していました
すると窓越しにピアノを弾く若い女性の姿が見えてきたのです
なんとも素敵な光景でした
平日にそんな光景があることにこれまで自分は全く気づかずに過ごしていたのです
興味深い気づきでした
私たちは別の生き方ができることをすっかり忘れていたということです
新しい車や洋服を買うために年中仕事に追われる生活とは異なる暮らしが可能だということを
現代社会は確かに便利になりました
それでも資本主義社会は1つの時代の区切りに来ていると思うのです
この先どんな成長が望ましいのか
私たちは考えるべき時に来ているのです
平日、昼間、学校の外で、人々は仕事をして生活している。
院に行くことによって、その世界のことを、あらためて感じている。
一度、立ち止まって考えてみるということ。
コロナ禍と、院での学び直しが重なった今年だったけれど、悪いことばかりじゃない。
デジタルは必修科目
未来を生きる人たちに投資をしていくことは希望の道でもある
(大越キャスター取材後記)