評価について
評価について、面白いことを聞いた。
英語にすると、
①evaluationと
②assessmentと
③appreciation
があるというのだ。
中古車で例えるなら、
①は値をつける段階だ。どの程度の車なのか、評価する。
②は診断の段階だ。車検のようなものだ。
③は真価を認めて励ます、というような意味がある。車マニア同士の会話だ。古くさくて搭乗者にやさしくなくて不便だが、こんな味がある、というような。
評価をするというのは、子どもに値札をつけて、この子はこのくらいの将来性、というようなだけのものではない。
このような特質があり、このような傾向があるというようなことを診断する、というようなだけのものではない。
子どもにこんなとこがあるとか、こんな可能性を秘めているとか、よさを見つけることこそが評価なのだ。
教師として、そんな、子どもの未来を見つける評価をしたい、と思った。